ー接骨院の脱臼治療で早期回復と再発予防を目指すポイントー

2025.12.26

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接骨院の脱臼治療とは?病院との違いを知っておこう

脱臼は、関節を構成している骨同士のかみ合わせが外れてしまった状態を指します。強い痛みとともに、関節が変形したり、まったく動かせなくなったりすることも多く、自己流で無理に戻そうとすると、靱帯や神経、血管を傷つけてしまう危険があります。「脱臼は専門家による対応が必須のケガ」であることを知っておくことが大切です。

接骨院では、脱臼に対する応急処置やリハビリ、再発予防のための運動指導などを通して、回復をトータルにサポートしていきます。一方で、骨折の有無や手術が必要かどうかの判断は医師にしかできません。整形外科と接骨院は役割が異なるため、それぞれの得意分野を理解して上手に使い分けていくことがポイントです。

接骨院で対応できる脱臼の範囲

接骨院は、脱臼・骨折・捻挫・打撲などの急性外傷に対して専門的な知識と技術を持っています。特に、肩関節や指関節、肘関節など、日常生活やスポーツで起こりやすい脱臼については、応急処置や整復後のケアを得意としているところが多くあります。
ただし、初めて脱臼したケースや、高齢の方、強い衝撃を受けた場合などは、骨折を伴っている可能性もあるため、医療機関での検査が推奨されます。接骨院では、問診や触診を通じて状態を見極め、必要に応じて整形外科への受診をすすめることもあります。

まずは医師の診断と連携が重要

脱臼の有無や骨折の有無、靱帯損傷の程度などを画像で確認できるのは医師だけです。レントゲンやMRIなどの検査結果をもとに、どの程度の安静期間が必要か、手術が必要かどうかが判断されます。
接骨院で脱臼治療のサポートを受ける際も、「医師の診断や指示に基づいて施術を行う」という流れが基本になります。整形外科と接骨院が連携することで、安全性を確保しながら、きめ細やかなケアがしやすくなります。

脱臼をしたときの正しい対処と接骨院での治療の流れ

脱臼は、対処を誤ると関節の不安定さや再発リスクを高めてしまうケガです。ここでは、受傷直後に気をつけたいポイントと、接骨院での一般的な治療の流れをご紹介します。

受傷直後に絶対にしてはいけないこと

脱臼をした直後は、強い痛みや不安から「早く元に戻したい」という気持ちになりがちです。しかし、自己流で関節を引っ張ったり、力づくでねじったりするのは絶対に避けてください。
・骨折を伴っている場合に、骨片が周囲の組織を傷つける
・神経や血管を圧迫・損傷して、しびれや循環障害を起こす
・靱帯や関節包をさらに引き伸ばし、関節の不安定さを悪化させる
といったリスクがあるためです。脱臼が疑われるときは、患部を動かさず安静にし、早めに整形外科や接骨院へ相談しましょう。

接骨院での問診・評価と応急処置

接骨院では、ケガをした状況や痛みの場所、過去に同じ部位を脱臼したことがあるかどうかなどを丁寧にヒアリングします。そのうえで、見た目の変形や腫れ、皮膚の色、しびれの有無などを確認し、現在の状態を詳しく評価していきます。
骨折や内出血の可能性が高いと判断された場合には、無理に整復を行わず、まず医療機関での検査を優先することもあります。状態を見極めながら、必要に応じて固定やアイシングなどの応急処置を行い、痛みと腫れの悪化を防いでいきます。

整復後の固定と安静の重要性

関節が正しい位置に戻ったとしても、周囲の靱帯や関節包は大きなダメージを受けています。そのため、一定期間の固定と安静が必要になります。接骨院では、
・包帯やサポーター、シーネなどによる固定
・日常生活での動かし方や注意点のアドバイス
・仕事やスポーツ復帰の目安の説明
などを行い、関節に余計な負担をかけないようサポートしていきます。固定期間中の過ごし方を誤ると、痛みが長引いたり、再脱臼のリスクが高まってしまうため、指示された期間は無理をしないことが大切です。

接骨院で行う脱臼後のリハビリと再発予防

脱臼治療では、「関節を元の位置に戻して終わり」ではありません。むしろ大切なのは、その後のリハビリと再発予防です。特に肩関節や膝関節などは、一度脱臼すると癖になりやすい部位として知られています。接骨院では、日常生活やスポーツレベルに合わせて段階的なリハビリを提案していきます。

可動域を取り戻すためのストレッチと運動

固定期間が終わるころには、関節周りの筋肉や関節包が硬くなり、「動かそうとすると怖さや痛みを感じる」という方も少なくありません。接骨院では、
・関節を少しずつ動かしていく他動運動・自動運動
・周囲の筋肉をやさしくほぐす手技
・日常生活動作を想定した動きの練習
などを通して、固まった関節の可動域を少しずつ取り戻していきます。無理に一気に動かそうとせず、その日の状態に合わせて負荷を調整していくことがポイントです。

筋力強化とバランストレーニング

脱臼後の関節は、靱帯や関節包が伸びたり傷ついたりしているため、以前より不安定になりやすい状態です。その不安定さを補うためには、関節を支える筋肉をしっかり鍛えることが欠かせません。
接骨院では、
・インナーマッスルを意識したトレーニング
・体幹を含めたバランスエクササイズ
・スポーツや仕事動作に近いフォーム練習
などを組み合わせて、実際の生活で「外れにくい関節」を目指していきます。自宅でも続けられるトレーニングメニューを教えてもらえるため、セルフケアにも取り組みやすくなります。

接骨院の脱臼治療を活かすための通院のコツとセルフケア

最後に、接骨院で脱臼治療を受ける際に意識しておきたいポイントと、自分でできるセルフケアについてまとめます。

生活スタイルに合わせた治療計画の相談

仕事や家事、育児、スポーツなど、生活スタイルは一人ひとり異なります。接骨院では、
・通院できる頻度や時間帯
・復帰したい時期や目標(大会、行事など)
・日常生活で困っている具体的な動作
といった情報を共有することで、無理のない治療計画を一緒に立てていきます。目標が明確になると、リハビリにも前向きに取り組みやすくなります。

自宅で意識したい過ごし方と注意点

自宅での過ごし方も、脱臼からの回復を左右する大切な要素です。
・長時間同じ姿勢で関節に負担をかけない
・痛みが強い日は無理をせず早めに休む
・睡眠や食事のリズムを整え、体の回復力を高める
といった基本的な生活習慣を意識するだけでも、回復のペースが変わってきます。自己判断で負荷を上げすぎず、接骨院で教わった範囲の運動やストレッチをコツコツ続けることが大切です。

脱臼は、痛みだけでなく「また外れてしまうのでは」という不安もつきまといやすいケガです。しかし、適切な診断と治療、そして接骨院でのリハビリとセルフケアを組み合わせることで、再発リスクを抑えながら日常生活やスポーツに復帰することは十分に可能です。一人で悩まず、専門家に相談しながら、自分のペースで回復を目指していきましょう。

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