ー接骨院で行う骨折治療のポイントと選び方ー

2025.12.12

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接骨院の骨折治療とは?整形外科との役割の違い

骨折と聞くと「大きなけがで、まずは病院に行くもの」というイメージが強いですが、実は接骨院でも骨折に対するサポートができます。ただし、接骨院だけで完結するわけではなく、整形外科との連携がとても大切です。ここでは、接骨院で行う骨折治療の基本と、病院との上手な使い分けについてお伝えします。

接骨院で対応できる骨折・ケガの範囲

接骨院は、骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷など「急性の外傷」の専門家です。骨折の場合も、応急処置や固定、リハビリなどを通じて、回復をサポートします。特に、次のようなケースでは接骨院の力が発揮されやすいです。
・転倒やスポーツ中にひねったあと、骨折か捻挫か判断がつかない
・医療機関で骨折と診断され、固定期間中〜固定後のリハビリ先を探している
・日常生活の痛みや動かしづらさを、細かく相談しながら改善していきたい

一方で、手術が必要な重度の骨折や、内臓に影響が出ている可能性がある大きな外傷は、接骨院だけで対応することはできません。その場合は、整形外科や救急外来での治療が優先されます。

まずは医師の診断を受けることが大前提

骨折の有無を最終的に判断できるのは、レントゲンやCTなどの検査ができる医師だけです。接骨院では画像検査ができないため、「骨折かどうか分からない」「骨がずれていそう」といった場合は、まず整形外科の受診をおすすめします。
そのうえで、医師の診断書や紹介状をもとに接骨院がサポートに入ることで、安心して通院しやすくなります。

接骨院での骨折治療の流れと主な施術内容

接骨院で骨折治療のサポートを受ける場合、いきなり施術をするのではなく、カウンセリングや状態の確認から丁寧に進めていきます。ここでは一般的な流れをイメージしていただけるように、通院のステップごとにポイントをまとめました。

1. カウンセリングと検査で状態を把握

まずは、ケガをした状況や痛みの場所、整形外科での診断内容などを詳しく確認します。そのうえで、視診・触診・可動域テストなどを行い、現在の腫れや痛み、関節の動き方をチェックします。
この段階で「接骨院の範囲を超えている」と判断される場合は、医療機関の受診や再検査をすすめられることもあります。

2. 固定・包帯などによる安静保持

骨折の治療では、まず「いかに患部を動かさないか」が重要です。医師の指示やレントゲンの結果をもとに、ギプスやシーネ(副木)、弾性包帯などを使って患部を固定し、安静を保ちます。
接骨院では、日常生活の動き方や仕事の内容をヒアリングしながら、「無理なく続けられる固定方法」を一緒に考えてくれることが多く、細かな調整にも応じてもらいやすいのがメリットです。

3. 固定期間中のケアと血行改善

固定している間は、どうしても筋肉がこわばり、血行が悪くなりやすくなります。そのまま放置すると、固定を外したあとに「関節が動かしにくい」「むくみが残る」といった不調につながることもあります。
接骨院では、医師の指示に反しない範囲で、周囲の筋肉への手技や軽い運動指導を行い、血行を促しながら回復をサポートします。

4. 固定除去後のリハビリ・機能回復トレーニング

骨がくっつき、医師から固定除去の許可が出たら、ここから本格的なリハビリが始まります。長期間動かしていなかった関節や筋肉は、硬く・弱くなっているため、無理のない範囲から動きを取り戻していきます。
接骨院では、関節可動域訓練や筋力トレーニング、バランス練習、ストレッチなどを組み合わせ、日常生活やスポーツ復帰を見据えたプログラムを提案します。

接骨院で骨折治療を受けるメリットと上手な付き合い方

最後に、接骨院で骨折治療のサポートを受けるメリットと、通院時に意識しておきたいポイントをまとめます。整形外科と接骨院、それぞれの強みを理解しておくことで、より納得した形で治療を進めやすくなります。

一人ひとりの生活に合わせた細やかな対応

接骨院の強みは、通院頻度や仕事・家事・部活動などの状況を踏まえた、きめ細やかなサポートがしやすいことです。
・「できるだけ早く職場復帰したい」
・「部活の大会までに何とか間に合わせたい」
・「家事や育児を休めないので、動き方のコツを知りたい」
といった相談もしやすく、日常生活の動き方やセルフケアの方法まで、具体的にアドバイスをもらえることが多いです。

痛みや不安を相談しやすい環境

骨折は、痛みだけでなく「本当に元に戻るのか」「またケガをしないか」という不安も大きなストレスになります。接骨院では、毎回の施術の中で状態を確認しながら、小さな変化も一緒に振り返っていきます。
「今日はここまで曲がるようになった」「腫れが少し引いてきた」など、前向きな変化を共有できることで、治療に取り組むモチベーションも保ちやすくなります。

接骨院に通うときの注意点

接骨院で骨折治療のサポートを受ける際は、次のポイントも意識しておきましょう。
・自己判断で通院先を変えず、医師の指示や経過観察を継続する
・痛みが強くなった、しびれが出てきたなどの変化は、すぐに伝える
・通院の目的(痛みの軽減、復帰時期の目標など)を共有しておく

自宅でできるセルフケアの基本

骨折からの回復を早めるためには、自宅での過ごし方も大切です。長時間同じ姿勢で過ごさない、入浴後に軽くストレッチを行う、食事でたんぱく質やカルシウムを意識するなど、日常の小さな工夫が積み重なることで、回復力が高まりやすくなります。
また、睡眠不足や過度な飲酒は体の回復力を下げてしまうため、夜更かしを控え、できるだけ規則正しい生活リズムを整えることも意識しましょう。
ただし、自己流で患部を強く動かしたり、痛みを我慢して無理をするのは逆効果です。接骨院で教わった運動やストレッチだけを行い、心配なときは必ず専門家に相談しましょう。

接骨院と整形外科は、どちらか一方を選ぶものではなく、役割を分担しながら二人三脚で回復を支えてくれる存在です。骨折をして不安なときこそ、一人で抱え込まず、専門家に相談しながら無理のないペースで治療を進めていきましょう。

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